2011 09 17

10/9 「香り」を食べるということ

料理研究家の堀田裕介さんを招いた、
「花を食べる」ワークショップ。

サラダやデザートに添えられることはあっても、
花をメインに食べる機会が少ないのは、一体なぜでしょう。

花もれっきとした植物の一部。
と考えると、実・茎・葉と同じく食べることはできるはず。

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●理由その1 ― おいしくないから?

 では、おいしい料理を考案していただきましょう。

 今回は、バラを使います。
 バラというと、香水を食べてるみたいでちょっと・・・
 と思われる方、少し思い出してみて下さい。

 今まで口にしたものは、「バラ風」の味や香りを再現したもの
 ではなかったでしょうか。
 ほんとのバラにはいろんな品種があり、それぞれ味が違います。


●理由その2 ― 農薬を使っているから?

 では、農薬を使っていない花を用意しましょう。

 観賞用として作られている花は
 外見を美しく保つために、農薬を使うのが当たり前でした。

 けれども今後、農薬を使わない花が増えれば、
 野菜やフルーツのように、食材として選ぶことが普通になるかも。

406.gif

食のあり方というのは人それそれです。
「おいしく」食べる、「好奇心」で食べる、「生きるため」に食べる。

今私たちの身のまわりにある食材も、
最初は誰かが意を決して食べてみたはず。

そこから、煮たり焼いたり、より消化しやすいように工夫をし、
よりおいしく食べられるように改良を重ねていった歴史を考えると
花の食べ方というのは、まだまだ可能性があります。

アジアでは、地域によってバナナやかぼちゃの花を食べる文化があり、
日本でも昔は菊を食べたりお酒にして飲み、薬代わりにもしていました。
今でも菜の花や桜の塩漬けは食材として親しまれています。

ヨーロッパでは、アーティチョークやズッキーニの花などを食べますが、
生活の中にバラがあふれていた古代ローマ時代には、
バラを食べると幸せになるという言い伝えまであり、
ケーキやお菓子にしたり、ワインに入れて楽しんでいました。

なぜ現代では、花をあまり食べなくなったのか。
上記2つの理由なのか、はたまた・・・。

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食用のバラを提供して下さっているおくだばらえんさん
そのバラを使ったケーキが、今期間限定で
京都のPATISSERIE AU GRENIER D'ORさんで食べられると聞き、
堀田さん、VADE MECVM.さんらと試食に行ってきました。

ここ最近、私はバラを口にする機会が多かったですが、
みなさんの反応がそれぞれで、とっても勉強になりました。
味覚の経験値によって、出てくる言葉がまったく違う。

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そして堀田さんはというと、
フツフツと創作イメージがわいたようで・・・すごい!
(堀田さんの感想はこちら。)

バラは、味より香りのイメージが強いため、
そのイメージを壊さないように生かし、
「香りをおいしく食べる」ことが、今回のテーマに決まりました。

というわけで、ワークショップで作るバラのコンフィチュールは
ちょっとユニークな作り方になりそうです!
最後は、紅茶にも入れて召し上がっていただけますよ。

お土産には、バラのビネガーまでプラスしていただくことになり、
実演のメニューは、そのビネガーを使ったものや
すぐに家でもマネできる、おいしく楽しいものばかり。

詳しくは、こちらのブログで。

412.jpg

今回特別に考案して下さる、これらのレシピ。
堀田さんに試作を、和出さんにイラストをお願いしながら
みなさんにお渡しするため、目下制作中です。

まだ空きがございますので、気になる方はお早めのご予約を!

イベント詳細はコチラ
posted by クラタ at 02:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大人の学び
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