2011 05 23

「大人の学び」 × 雨模様

5/22 「大人の学び」〜アンフルラージュをひもとく講座 vol.2

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雨の日曜日。
先週の賑やかなバラ祭りとは、また違う表情の靭公園。
午前中は雨がシトシトと降り続けていました。

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初夏の緑、その緑が露にぬれたさわやかさが好きです。
こんな日には、部屋の中から外を眺めていたい。
真正面に窓が広がるこの空間は、そんな気分にも応えてくれます。

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今回は、バラの配置も少し変えて。
「香りとは何か」という、意外と知られていないお話から始まり、
歴史的にバラや香りがどのように使われてきたかなど、
たっぷり時間があったので、みなさんといろいろなお話ができました。

香りを言葉で表現するワークショップには、
VADE MECVM.のスタッフの方々も、こっそりチャレンジです。

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「夏っぽい」 「なつかしい」 「食べたことがある」

名前はわからなくても、記憶に残っている香り。
香りと季節のイメージが、知らずにセットで結びついていることは、
その季節に、花を咲かせていたかもしれない、もしくは
商業戦略として街にあふれていたかもしれないことを想像させます。

先週のアンケートで、
「普段、浅く呼吸しがちですが、今日は深く深く呼吸ができました。」
と書いて下さった方がいらっしゃいました。

ストレス社会に生きる現代人、呼吸が浅くなっていることは
よく指摘されますが、普段はあまり意識しないもの。

合成香料だと香りが強すぎて、深く吸い込むことは少ないですが、
淡い香りのものを鋭敏に感じようとするきっかけがあれば、
人の呼吸も自然と変わるかもしれません。

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雨の日は特に、湿度が高くなって香りが拡散しにくいので、
深く深く吸い込むことになります。
みんなでスースー、ハーハー、クンクン。

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部屋中に広がりにくい代わりに、バラを解体した時の香りは濃い。

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選ばれるバラはさまざまで、色や形の好みに加え、
「美味しそうな香り」 「香りをブレンドしてみたい」
なぜそれを選ばれたかを聞くだけでも、とってもおもしろい。

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バターの塗り方、花びらの並べ方、作業するスピード、
みなさん本当に個性的です。

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講座に興味をもたれた動機も人それぞれなので、
毎回、たくさんのご意見やご質問をいただき、
それによって講座でお話しする内容も変わっていきます。

参加者の方によって作られていく
ワークショップであることを、あらためて感じました。

今回は、意識と身体についてのお話をして下さった方がいて、
とても共感するものがありました。
名前をつけたり、カテゴライズによって整理することも重要ですが、
それによって、見えなくなるものって、何でしょうか。

結局、フタをあけてみれば、あっという間の二時間で、
毎週たくさんの方にお会いできるのが、本当に楽しいです。

ご参加いただいたみなさん、激しく雨の降りしきる中、
本当にありがとうございました!!

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次回5/29は、哲学者・鞍田崇さんがゲストです。

「香りにまつわる文学を読み下すレッスン」と題した
特別講座では、フランスの文豪マルセル・プルーストの
『失われた時を求めて』という長編小説を扱います。

今回のワークショップでも体験していただいたように、
目には見えない香りを、言葉で表現するのは非常に難しいもの。
それを、文学の境地にまで高めたプルーストの表現法とは。

一見難しそうな話を、やわらかく解きほぐすのが、鞍田さんの持ち味。
プルーストをどう崩して組み立てていくのか、今から楽しみです。

残席わずかですので、お話を聞いてみたい方はお早めに!!
詳しくはコチラ
posted by クラタ at 17:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大人の学び
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