2009 12 18

ブーゲンビリア+チランジア+多肉植物

少しだけ解説させていただきます。

ブーゲンビリア(木立)

こちらは、入口のブーゲンビリア。
木立性といって、木のように上に成長していきます。
育てやすいように品種改良されたもので、
お花が咲いている期間もかなり長いようです。

ブーゲンビリア(つる)

それに対して、奥にちらっと見えていたこちらは、
同じブーゲンビリアですが、一般的なつる性です。
支柱などにからめていかないと、どんどん伸びていきます。
ほんとは「あんどん仕立て」という、
小学校の朝顔実験みたいな丸い輪っかの支柱に巻きつけて、
低く仕立てるとお花がつきやすいらしいです。

でも私は、メキシコで見たワイルドなブーゲンビリアが
あまりに印象的で、野放しに自由にしてあげた方が
実は気持ちいいんじゃないかと思い、こんな風にしています。

現在、この子は私の家で冬季療養中ですが、
ブーゲンビリアは、温度と光、それに日照時間が短くなると
花を咲かせる性質があり、今もうすい色の花を咲かせています。
夏にたくさん咲かせたい場合は、光を数時間遮る「短日処理」が、
冬には温度調整が必要になり、温室があれば冬場でも鮮やかに。

ウスネオイデス

これは、ウスネオイデスというチランジアの一種です。
チランジアは、別名エアープランツでも知られ、
原産地では樹木や岩場にくっついて生活しています。

雨や空気中の水分を全身から吸い込むので、
根っこはくっつくためにしか機能していません。
最近は、オブジェのように石や流木に接着剤で固定された
状態で売られたりしていて、水やりもたまの霧吹きで十分です。
この時は鉢植えのように仕立ててますが、
吊るしてるだけでもOKなお利口さんです。

というのが、チランジアに関する一般的な解説ではありますが、
本来は鉢植えにしたり、水苔で処理したり、屋外で管理したり、
他の植物と同じように育てることで、ちゃんと花を咲かせたり、
もっと頑丈で健康な姿になるようです。
過酷な環境に強いられているチランジアを守るべく、
正しい育て方を広めている方たちもいらっしゃいます。

フォーカリア

ここからは3つとも、南アフリカ原産の多肉植物です。
1つ目は、フォーカリアという聞き慣れない名前。
多肉植物は基本的に品種がとても多いのですが、
フォーカリアも同じです。

なぜかといえば、砂漠や山岳地帯などに適応できるよう
場所によって様々に色や形を変え続けていたから。
交雑しやすいため交配種が徐々に増えていったことも一因し、
集めがいのある充実ぶりで、コレクターも多く存在します。
写真は開きかけですが、松葉菊のようなお花も咲きます。

リトープス

2つ目は、ギリシャ語のlithos(石)とops(似る)が語源のリトープス。
その名の通り、これも動物の食害から身を守るために、
水平部分(窓という)を自生地の岩に似せて変身した結果です。
唐草や縞などいろんな模様があるので、「生きた宝石」とも。

このリトープス、見た目もさることながら、
なんと「脱皮」するという、衝撃的な特徴を持っています。
お花の両側に見えるかたまりが、構造上は葉っぱなのですが、
この葉っぱがメリメリと裂けて、中から新しい葉っぱが…。
想像しただけでも、不思議ですね!

ハオルチア

3つ目はハオルチアという種類で、硬葉系と軟葉系に分かれます。
これは軟葉系で、扇状に広がった葉それぞれが半透明の窓を持ち、
模様が透けて見える様子は、とてもきれいです。
すらっとした姿のつぼみは、咲いてもひっそりと可憐でした。
posted by クラタ at 06:29 | Comment(11) | TrackBack(0) | その他イベント
この記事へのコメント
おかえりなさい〜
そして祝!光開通。

収穫がいっぱいあったようで、今後が楽しみです。

12月市は、そうです27日。
雨でないことを祈るばかりです。
新作はこれから焼くのでドキドキです。

多肉植物、私も好きです。
ブーゲンビレアは確かにワイルド仕立てが自然ですね!
離島に行くたび、エネルギッシュな植物に感動します。
6年前に竹富島でもらった手のひらほどのドラゴンフルーツが、今もベランダで伸び放題です。
花芽は付きませんが、健気に屋外で越冬してます。

お目にかかれると嬉しいです。
植物話、また聞かせてくださいね。

日程が合えば、ミヤマエさんの作品を上賀茂までお持ちしますよ〜
ご遠慮なく。

イズミ
Posted by Baume´イズミ at 2009 12 19 15:27
イズミさん

こないだの知恩寺は、雨が降ってきた上に
めちゃめちゃ寒かったらしいですよ!
久しぶりの大寒波でかなり冷え込みが続いてるので、
カイロなどたくさん持ってって、あったかくして下さいね。

イズミさんもいろいろ育ててらっしゃるんですねー♪
私はドラゴンフルーツ育てたことないんですけど、
サボテンですよね?
果物は、こないだカンボジアで初めて食べました。
月下美人のようなお花、ぜひ咲かせてみてほしい☆

花芽は枝先が垂れてないとつかないみたいで、
@1〜2m位の高さに支柱を立てて、枝先を垂らす
A8℃以上の温度を保つ(厳寒の場合は室内へ)
B4〜6月頃、出てきた新芽を全部摘む
C年に数回(原産地の乾期)、水やりを断つ
D夏に数時間覆いをする(日長時間を短くする)

など方法はありますが、@ABで大丈夫な気がします。
ドラゴンフルーツは、寒くても越冬するみたいです。
ただ、株や枝が華奢になったり、色が薄くなったり、
お花が咲かないのも不調のサインではあるので、
ぜひ一度、元気にしてあげてみて下さいね!
ミニドラゴンフルーツ(石化月下美人)だと、また違うよう。

植木鉢たちは、お願いしたいところなんですが…。
ほんとにいいのかなー。
いつもいつもで、何だか恐縮です…。
どちらにせよ、工房へも一度ご挨拶に行かないと、ですね!
Posted by ミヤマエ at 2009 12 20 00:22
度々ごめんなさい。

ドラゴンフルーツ情報、ありがとうございます。

うちの子は、まさしくその不調のサインそのもの。
華奢な枝先は垂れるどころか…
壁面に根を出してドラゴンの如くのたうっています。
あ〜野放しにしてしまい可哀想なことをしました・・・

> 植木鉢たちは、お願いしたいところなんですが…。
> ほんとにいいのかなー。

大丈夫です。箱に詰めて持って行きますね。
25日に市の荷造りをしますので、予定が変わったときは、
上の携帯アドレスまでご連絡下さい。

では〜 イズミ
Posted by Baume´イズミ at 2009 12 20 09:13
イズミさん

壁面に根を張ってるって、すごいかっこよさそうですね。
おそるべし、生命力!!

のたうってると聞くと、支柱もできそうな感じですが?
ちゃんと剪定して、冬は中に入れてあげれば、
びっくりするぐらい元気になってくれそう!

>箱に詰めて持って行きますね。
あぁ、すみません・・・。
ありがたすぎる・・・。

一応、昼前には車で神戸を出る予定なので
間に合うと思うんですが、16時位までいはりますよね?
頑張って早めに行けるようにします!
年末の渋滞に、引っかかりませんように!!

今回は天気予報が晴れなので、期待できますね☆
着いたら、ちょっと写真撮らせてくださいねー。
Posted by ミヤマエ at 2009 12 24 19:46
> 間に合うと思うんですが、16時位までいはりますよね?

16時は微妙〜ですね。
日暮れが早いので15時過ぎには片付けに掛かります。
遅くなりそうでしたら、
コウサカさんの携帯(確かご存じのはず)か、私の携帯アドレスまでご連絡下さいね。
店の場所は60番。芝生を背にした小橋の手前南側です。

道中、気をつけてお越し下さいね。
楽しみにしています♪
Posted by Baume´イズミ at 2009 12 25 14:00
あけましておめでとうございます。
上賀茂のハオルチアさんの同居人渡辺です。
お年賀状をいただき有難うございます。
また、その節は配達して下さってありがとうございました。
ハオルチア、元気ですよ。
かわいい花を楽しませてもらって、その後も静かに生長されて横から出てきた株も少しずつ大きくなってきています。
お水が欲しいか聞いてみたんですけど、春になるまでいらないっておっしゃいました。大丈夫ですよね。大切にします。
Posted by わたなべまさこ at 2010 01 07 12:03
わたなべまさこさん

あけましておめでとうございます。
こちらこそ、その節はありがとうございました!

配達に伺った時も、お庭にたくさんの鉢植えや植物があって、
かなりお好きなんだろうなーという印象でした。
予想通り、大切にして下さっているようで、とてもうれしいです。

水やりに関しては・・・
環境によってまったく変わってくるので難しいところなんですが、
春まで・・・となると、もう少し必要かもしれないです。

わりと口が小さく、深さもある鉢なので、乾きにくいとは思いますが、
エアコンを使っていたり、照明が至近距離にあったりすると、
意外と乾燥していたりすることがあります。

あと逆に、あまり乾かないようだと、根腐れする心配もあります。
冬場でも月に1回は必要かなというぐらいの感覚で、
鉢石の乾き方と株の様子を見てあげて下さい。

とはいえ、頻繁に様子を見て下さってるようですし、
子株も元気に育ってるということなので、
環境が合っているのかもしれませんね。

もし水やりをされる場合、気温は特に注意です。
ハオルチアはわりと寒さに強く、5℃位まで耐えるようですが、
京都の冬、朝晩は冷え込むので、なるべく午前中から昼ぐらいに。

きっと、こんな説明なんて必要のないぐらい、
上手に育てて下さっていると思いますが・・・(笑)。

それでは、当面こちらのブログを通じて情報公開していきますので、
またよかったら、遊びに来て下さいね。

今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします!
Posted by ミヤマエ at 2010 01 08 23:02
わー! おもしろい植物がいっぱいだねー!
多肉はもちろん、ブーゲンビリアも素敵だわ。
少しずつ情報収集させてね。
Posted by 赤マッチ at 2010 01 13 01:11
赤マッチさん

わー!いらっしゃーい!
赤マッチの多肉情報も、いろいろ流してねー。

前に言ってたの、↑のリトープスよね?
Posted by ミヤマエ at 2010 01 14 01:06
そうそう!
こないだ初めてリトープスを生でみたけど、ほんとに石みたいだね!
びっくりしたよ★
Posted by 赤マッチ at 2010 01 14 19:33
赤マッチさん

そうそう!
大きさも形もいろいろで、
見慣れるといとおしくなってくるよねー。

お花の色もいろいろよ★
Posted by ミヤマエ at 2010 01 14 21:53
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