2012 05 28

#001 Transparent Bag 360°

- Atelier Michaux の場合 -

759.jpg

生花を小さな粒のシリカゲルに埋めておくと、
鮮やかな色を損なうことなく、ドライフラワーにできます。

一年以上前に作っておいたドライフラワー、
キャンドルに使おうと思っていたものを
透明のかばんに閉じ込めてみました。

762.jpg

差し込んだ光が、幻想的にかばんを照らし出します。

手前ポケットには、踊る少女のようなスターチス。
奥のポケットには、星くずのようなカスミ草。

向こう側まで透けて見えるので、
奥行きを使うと一つの世界観が広がります。

760.jpg

ここは、長野県・蓼科の森の中。

761.jpg

フレッシュな植物に囲まれた豊かな場所なので、
ドライフラワーは取り出して、

764.jpg

スミレを摘んで、かばんの中へ。

765.jpg

さっき模様になった花たちが、いつの間にか押し花に。

763.jpg

頑丈なこのかばん、農作業にも最適です。
みなさんなら、どう使う?

#001 Transparent Bag 360°とは? → こちら

◆6月のバラと3つのマチ◆
・大阪編 「大人の学び」六月の薔薇 - Rose de Juin
・京都編 flow perfume. flow... N°3 Rosa
・伊丹編 「ばら大好きッ展」でアンフルラージュする
posted by クラタ at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大人の学び

2012 05 26

Made in Me Project

またまたお久しぶりです。
(フロリハナ講座、またちゃんと報告します!)

メール配信ではみなさんにお知らせしましたが、
6月のミショーはバラ月間。「6月のバラと3つのマチ」と題し、
大阪・京都・伊丹の順に、バラを使ったイベントを行っていきます。

その大阪編となる、今年の「大人の学び」は、
VADE MECVM.のみなさんとさらに対話を重ね、
展示に力を入れることになりました。

754.jpg

その一つに、Made in Me Project があります。

”Made in Me = わたしのなかでつくられた” という意味のように、
自分から学び取り、表現する力を養うことを目的とし、
使う人によってアレンジできる製品を展開するプロジェクトです。

主旨だけで、すでにかなり共感。

そんな Made in Me Project は、
イタリアと日本を拠点とする3人組、Noma(ノーマ)によって手がけられ、
第一弾としては、二重構造になった透明のかばん、
#001 Transparent Bag 360°」が発表されました。

このかばんは、透明な二枚のビニールが合わさっていて、
間に何かをはさんで自分なりのアレンジを加えたり、

757.jpg

中にいろいろなものを入れて「見せる」ことができます。

756.jpg

特に決まりや制限はなく、年齢、性別、国籍、言語、宗教も問わず、
誰にでもできるアレンジですが、唯一の条件が写真投稿。

世界中の360人がアレンジ→自分と一緒に撮影→写真を投稿
→写真を展示会で発表、することで初めて成り立つという
ものを入れる以外にコミュニケーションの役割をも担うかばんなのです。

755.jpg

その発表する「展示会」というのは、
2012年4月、イタリアのミラノサローネ期間中に
トルトーナ地区で開催された TORTONA DESIGN WEEK

続く5月、日本展として開催場所に選ばれたのが
VADE MECVM. Showroom #2 Gallery でした。
(その時のDMは、こちら。)

みなさん、かばんを思い思いにアレンジされていて、
写真の撮り方もさまざまです。
ぬいぐるみを入れたり、刺繍を施したり、鯉のぼりにしたり。
気分や好みの変化に合わせて、アレンジが変えられるのも面白い。

こんな風にアレンジにバリエーションが生まれているのは、
製品としてのクオリティが高いことが、まずポイントです。
縫製などがしっかりしている上、ビニールの内側はすべりにくい
特殊な加工が施されています。

この「すべりにくさ」を含め、単なる思いつきでない
製品への飽くなき探求が、アレンジのしやすさだったり、
気軽に楽しめる一因にもつながっています。

758.jpg

そんな「#001 Transparent Bag 360°」は
360個限定で生産されていたため、すでに完売しましたが、
第2弾として、半透明タイプの4つの形のかばんが新たに登場。
「大人の学び」展示スタートにあわせて、販売が開始されます。

「植物のさまざまな楽しみ方」を提案したい Atelier Michaux と
Made in Me Project が一緒になると
はたしてどんなことが起きるのか?

これから私クラタがまずは実験人となり、#001の透明かばんの中に
さまざまな植物を入れては、このブログに写真を投稿していきます。
「もっとこうした方が!」とか「うちの植物入れたら絶対かわいい!」とか
アイデアお持ちの方、ぜひ会場に遊びに来てくださいね。

今回の「大人の学び」展示は、まだまだいろいろあります。
続きは、また。

イベント紹介はこちら↓

◆6月のバラと3つのマチ◆
・大阪編 「大人の学び」六月の薔薇 - Rose de Juin
・京都編 flow perfume. flow... N°3 Rosa
・伊丹編 「ばら大好きッ展」でアンフルラージュする
posted by クラタ at 04:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大人の学び

2012 05 15

岡崎展スタート+オープニングトーク

またまた「京都・岡崎百人百景」情報です。
(前回のお知らせ「上賀茂展シンポジウム+パーティー」)

ミショーのブログと同じく、忙しくなるとすぐ滞らせてしまうんですが、
大事なお知らせだけは伝えないと!!
いよいよあさって(明日)から岡崎展が始まります。

ちゃんと私、クラタが書いてるので、リンクさせてください。
(ずぼらじゃなく、書ききった感があります!)

747.JPG

前回のパーティーとあさってのパーティー

岡崎展・オープニングトーク
2012年5月16日(水)18:00〜20:00
Gallery Ort Project
京都市左京区 岡崎西天王町84/075-201-9631
ゲスト:石川奈都子(写真家)
会費:2000円(1ドリンク+軽食つき)
詳細は、上記ブログにて

748.jpg

三会場のご案内と書籍化

岡崎展・写真展示
2012年5月16日(水)〜21日(月)
詳細は、上記ブログにて

どなたもご参加お待ちしています!!
posted by クラタ at 04:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他イベント

2012 05 09

4/15 ジャスミンの会

4/15 flow perfume. flow... N°1 Jasminum ジャスミン

739.jpg

当日の様子をご紹介。
flowing KARASUMA 平間さん作の看板がお出迎えです。

738.jpg

朝の準備、やさしい光に包まれながら、
やさしい空気が流れています。まさしく、フローな感じ。

746.jpg

まずは、Masamiさんのレッスンからスタートです。

ジャスミンの品種の違いや、ジャスミンの香りの効能のお話。
静かでゆったりとしたMasamiさんの声が、
まだぼんやりした午前中の脳に響いていきます。

745.jpg

みなさん、メモを取りながら真剣。

アロマテラピーを志したきっかけや
まわりの方の体調が変化していった様子など、
ご自身の体験を交えながらお話をしていただきました。

730.jpg

目を閉じて香りを感じたり、きき鼻(右か左か)を探ってみたり、
いつもと違う使い方で感覚も動かして。
ジャスミン精油の印象を、みなさんにも語っていただきました。

そして、ジャスミンオイルの制作。
グレープシードオイルにジャスミンとイランイランの精油を加えます。

精油の場合、原料になっているのはモロッコなどで採れる
少し大きめのオオバナソケイというジャスミンです。
かつては、グラースの町でもたくさん栽培されていました。

721.jpg

オイルに精油が落ちる瞬間って、本当にきれい。

みなさん、精油や制作されたオイルの香りをかぐごとに
表情がゆるみ、やわらかな笑顔に変わっていくのがよくわかり、
ジャスミンの香りの力を、あらためて感じました。

Masamiさんも、この日のために時間を割いて準備を進め、
金沢から始発で駆けつけて下さり(参加者二名の方も金沢から!)
本当にありがとうございました!!

722.jpg

ここでバトンタッチして、アンフルラージュ体験です。

今回は、手に入りやすく育てやすい
ハゴロモジャスミンをご用意しました。

オオバナソケイなどと似た香りで、
パルファムクリュでも香りを集めやすいお花。

満開の時、小さい部屋に鉢を置いていると、
むせるぐらいに甘く強い香りですが、flowing の空間には
ふんわりと漂う具合でちょうどいい。

産地の違う二種類をお持ちしましたが、
育て方や環境で、香りの質、花の色や大きさがまったく違います。
少しの変化でも、すぐに花に影響が及び、
同じ精油を作るのが、いかに繊細で難しいことかがよくわかります。

723.jpg

くんくん。

724.jpg

プチプチ。

729.jpg

香りをかぎ分けながら、ジャスミンの花摘みを行っていただきました。
みなさんの後ろ姿が、偶然ウェーブに(笑)。

実際の現場でも、ジャスミンの花は手摘みで収穫されます。
だからこそ手間がかかり、高価なものに。
でも、手摘みの風景っていいですね。

727.jpg

モクセイ科ではなく、キョウチクトウ科ですが、
スタージャスミンもお持ちしてみました。

ハゴロモジャスミンの甘い香りに比べると、
すっきりさわやかな香りです。
ウェーブがかった花びらも、かなりキュート。

728.jpg

ジャスミンの香りや花姿は、昔から憧れの的。
ジャスミンと名のついた、ジャスミンでない植物は意外とあります。

740.jpg

三種類のお花からお好きなものを選んで
たっぷり収穫していただいた後は、
アンフルラージュの仕込み作業。

741.jpg

はじめての方も、そうでない方も、
みなさん和気アイアイと楽しんでいただけたのが
本当にうれしかったです!

742.jpg

みなさんそれぞれに、ジャスミンの香りに思い入れや記憶があり、
お話を聞かせていただくだけでも勉強になりました。

743.jpg

今回のレッスンでお伝えしたかったのは、
意外と身近なところにアンフルラージュと同じような技法が
潜んでいるということ。

725.jpg

その一つが、ジャスミンティーの製造方法です。

今では合成香料を加えたものや
飾りのお花を混ぜるだけのものが多くなっていますが、
本来は茉莉花(まつりか)というジャスミンを大量に使っていました。

夕方につぼみを摘み、茶葉と混ぜて発酵させると、
夜になって少し膨らんで香りが出てきます。

時々かき混ぜて空気に触れさせながら、
ひと晩、香りを茶葉に吸着させた後、花がらをすべて取り除いて
茶葉を乾燥させる、といった行程を繰り返していました。

731.jpg

この香りづけの方法は、薫花(シュンホァ)と呼ばれ、
新しいお花と何度も取り替え、油脂に香りを吸着させていく
アンフルラージュととてもよく似ています。

732.jpg

繰り返しによって香りがついていきますが、
ジャスミンティーの場合、作業によって茶葉が傷んでしまうこともあり、
香りのいい新鮮なジャスミンなら、5-6回ほどの薫花が適切のよう。

flowing さんのご近所、La melangee さんのジャスミンティーは、
そんな薫花が6回繰り返された良質のもの。
ぜひ、みなさんにも味わってもらいたいと思い、
今回特別にスイーツにしていただくことになりました。

733.jpg

そのスイーツ、平間さんから解説です。

734.jpg

パティシエ加藤さんの手により、ミニパフェになりました。
ジャスミンティーで作った寒天、ミントのジュレ、桃のムースの組み合わせ。
挿し芽で育ったミントもおまけに。

744.jpg

そのお味はというと・・・最高においしかった〜!!

鼻に抜けていく香りが品よく、
もう少し味わいたいと思っているうちになくなっちゃいました!

735.jpg

その他にも、グラースで偶然見つけた、ジャスミンの本、
フロリハナ蒸留所の芳香蒸留水や植物油もご紹介。

736.jpg

ミショーショップも開催していたので、
三浦侑子さんの野菜たちも、光を浴びて気持ちよさそうでした。

ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!!

そして、Masamiさん、flowing KARASUMA スタッフのみなさん、
お手伝いいただいた塩村さん、佐藤さん、鞍田さん、
お写真を提供していただいたリカさん、ありがとうございました!!

と、盛りだくさんの内容だったので、当然時間も足りず・・・。
今週末の5月13日に、続編の N°2 を開催します。
前回のブログ

テーマは「香りの集め方」。
アンフルラージュでは説明しきれない、水に溶ける香りのことも
お話してみたいので、簡単な水蒸気蒸留法を実演します。

そして、フロリハナ蒸留所の芳香蒸留水や植物油を
実際にブレンドし、ご自分の肌質や体質に合った
多用途のウォーターやオイルを作っていただきます。

定員を超えてもご参加いただけそうなので、
ご都合つく方は、ぜひ遊びに来てみてくださいね。

レッスン詳細はこちら
posted by クラタ at 16:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | flow perfume. flow...

2012 05 01

N°2 Florihana フロリハナ

5月になりました。
青々というにはまだ早すぎる、黄緑色した萌芽が
いとおしいこの時期が、一年で一番好きな季節です。

まったりもったり空気が温かく湿り気を帯びるまで、
一瞬の合い間、すっきりした風を感じられるせいなのかも。

718.jpg
↑ フロリハナ蒸留所敷地内の野生ラベンダー。真っ白なんて見たことない!

イベントページにはすでに(やっと?)アップしてますが、
5月13日に 'flow...' N°2 を行うことにしました。

今月のテーマにしようかな、と目論んでいたカモミール。
種まきと発芽が遅れて中旬の出荷は難しいと聞き、
お休みにしようとしていたところ。

N°1 に来て下さった常連さんのNさんから、
「グラースの話、もう少し聞きたかったなー、本もたくさんあるし。
フロリハナさんの製品もいろいろ使ってみたいです。
来月、その両方にしましょう!」との提案。

「それはいいかも!」ということで、実現したリクエスト講座です。

せっかくなので、私も以前からしたかったことをプラスしようと、
アンフルラージュは今回お休み。
代わりに、香りを集める最も一般的な方法、
「水蒸気蒸留」をみなさんにご覧いただきます。

アンフルラージュや精油の説明をするために
毎回、口頭でさらっと触れていた「水蒸気蒸留」ですが、
世の中的には、アンフルラージュよりずっとずっとメジャー。

でもはじめて聞かれる方は、実際に見ていただかないと
きっとイメージしにくいはず!と感じていたので、
蒸留器ともいえないほんとに小さなものですが、
どういう原理なのかを、いつもより詳しくご紹介します。

720.jpg

天候や環境に大きく左右されるため、よくワインにたとえられますが、
質のいい精油や芳香蒸留水を生み出すことの、果てしない難しさ。
ふんだんに愛情を注がれ生まれ得た製品の、真の役割。

生きた植物の姿が目の前にあらわれるぐらい
奇跡のように自然で美しいフロリハナ蒸留所の香りは、
私にいろんな思いをもたらしてくれました。

そんな思い入れ深い香りを、みなさんに感じていただきつつ、
その方の体調や体質に合わせたオイルや化粧水作りを行います。

続きはまた。

そういえば!まだ N°1 の様子もアップできていませんが、
会場のflowing KARASUMAさんのブログ
ゲストのMasamiさんのブログでは、直後にご紹介下さってます(汗)。
(私ももう少し落ち着いた頃に・・・!)

ミショーショップは、会期一旦終わりましたが、
flowing さんが一部商品を常設して下さることになったので、
お近くに立ち寄られた際は、ぜひ覗いてみてくださいね。
(入口入ってすぐ右側スペースの棚)

レッスン詳細はこちら
posted by クラタ at 08:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | flow perfume. flow...